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千畳敷カールのロープウェイの料金と事前購入方法は?行き方楽しみ方完全ガイド

千畳敷カールは長野県中央アルプスの駒ヶ岳にある、四季折々の絶景を楽しむことができる人気の観光地。ロープウェイで上がればそこは21℃の、涼しい気温が心地いい天然クーラーの世界です。

この記事では、千畳敷カールロープウェイの料金と事前購入方法、千畳敷カールの行き方と楽しむためのポイントを完全ガイドごご紹介します。

6月下旬から9月の上旬までは、高山植物が見頃です。駒ケ岳2612mの、涼しい世界を感じてくださいね。

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千畳敷カールのロープウェイの料金は?

長野県千畳敷カールのロープウェイ

千畳敷カールへ行くには、「菅の台バスセンター」から路線バスに乗って「しらび平駅」へ行き、そこから駒ケ岳ロープウェイに乗って、「千畳敷駅」へ行きます。

自家用車で行っても、バスツアーで行っても、「しらび台駅」へは路線バスに乗らないと行くことができないので注意してくださいね。

しらび平駅から千畳敷駅まで、 4月中旬から11月上旬のロープウェイ始発は7:00、最終は17:00、通常は30分間隔です。※利用日によりロープウェイ運賃が変わります

大人料金こども料金
往復2,030円~3,050円1,010円~1,510円
片道1,100円~1,640円540円~820円
ロープウェイ料金(税込金額)

※こどもは6歳以上12歳未満。5歳以下は大人1名につき1名無料。2人目からこども料金がかかります。

駒ケ岳ロープウェイのオンライン事前購入は、2024年3月末分でいったん終了します。

現地での電波状況が良くないのでチケットの表示ができず、乗車券(QRコード)をスクリーンショットまたはダウンロードして使用します。

運休の場合は払い戻しされますが、それ以外は払い戻しはありません。

>>駒ケ岳ロープウェイの事前購入はこちら

チケットは2種類あり、往復チケットは利用日から3日間有効です。

  • 駒ケ岳ロープウェイ(往復)+菅の台バスセンター発着の路線バス(往復)
  • 駒ケ岳ロープウェイ(片道)+菅の台バスセンター発の路線バス(片道)

現地でチケットを購入するなら、菅の台バスセンターまたはしらび平駅で購入できます。

>>楽天トラベルで「駒ケ岳ロープウェイのチケット付き宿泊プラン」があるホテルはこちら

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千畳敷カールの行き方は?

しらび平駅までの行き方

長野県千畳敷カールしらび台駅

自動車の場合、中央自動車道駒ヶ根ICから県道を走ると3分で「菅の台バスセンター」に到着します。

そこから先しらび平駅」までは一般車は進入禁止のため、ここからバスでロープウェイ乗り場まで行くことになります。

駐車場料金は、菅の台バスセンター、黒川平駐車場、臨時駐車場すべて1日(24時間)800円(税込)です。

電車の場合は、飯田線駒ヶ根駅から「菅の台バスセンター」経由で、「しらび平駅」行きのバスで向かいます。

バスの時刻表はA~Eダイヤがあり、日によって設定されています。

駒ヶ根駅前バス停の始発はAダイヤ5:00、Bダイヤ6:00、Cダイヤ7:00、DEダイヤ8:00となっているので、お出かけ前に確認するようにしてくださいね。

※大人料金は12歳以上(中学生以上)、片道料金は往復料金の半分。往復チケットの有効期限は使用日より3日間。

バス停(→しらび平駅) 区分 大人料金こども料金
駒ヶ根駅前(JR飯田線で駒ヶ根駅到着)往復2,100円1,060円
すずらん通り
(高速バスで駒ヶ根バスターミナルへ到着)
往復2,100円1,060円
女体入口(駒ヶ根IC前)
(高速バスで駒ヶ根ICへ到着)
往復1,920円960円
菅の台バスセンター(自家用車)往復1,660円830円
路線バス料金(税込金額)

※名古屋から名鉄高速バスで「駒ヶ根IC」まで行くことができます。所要時間は約3時間(途中休憩あり)で、片道3,400円~3,700円(税込)です。

菅の台バスセンターからしらび平駅まではバスで約30分、曲がりくねった山道を登っていきます。カーブがキツイので、全員着席します。どんなに人がいっぱいでも、満席になった時点で出発します。

前に座っていると、バス1台が通れる山道の狭さと、ドライバーさんのヘアピンカーブのハンドルテクニックのすごさに圧倒されます。バスの左右どちらに座っても、山側になったり谷側になったりします。

バスはすれ違うことができないので、バスの運転手さんたちは無線でやり取りをしています。上りのバスが優先で、所々にある待機場所で、下りのバスが停まっています。

カーブミラーにはカーブ番号が表示されています。交通安全を見守るお地蔵さまや人口の滝などを見ていると、あっという間の30分でしらび平駅に到着します。

駒ヶ岳ロープウェイ混雑時の待ち時間は?

しらび平駅の夏のシーズン中は観光客でごった返しています。ロープウェイに乗るための整理券が発行されていたら、駅に到着後すぐに係員から整理券をもらってくださいね。

整理券のカラーと番号が呼ばれたら、ロープウェイ乗り場に向かいます。ロープウェイは休みなしで動いていても、待つこと必至です。

※私が出かけた8月の祝日「山の日」では、1時間ちょっと待ちました。お盆休みは最大2時間ほどの待ち時間が予想されています。

しらび平駅は標高1,662m、気温は23度。建物の中にいるより、外の日陰にいる方が涼しく感じます。

ロープウェイの乗車定員は61人。乗車できる順番に番号が呼ばれます。大きなリュックなどは足元に置いて乗るようにアナウンスがありました。

終点「千畳敷駅」は標高約2、612m、日本で一番標高の高い駅です。駅の高低差は950m、これも日本最高です。

秒速7m、7分30秒で千畳敷駅に到着します。7分ちょっとで富士山の7合目の高さまで行けちゃうなんて、すごいですね!

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千畳敷カールの楽しみ方

長野県千畳敷カール

ロープウェイを降りた瞬間「涼しい!」って感じるはずです。気温は21℃、空気がひんやりしています。空が近くて、空気は冷たいけど、日焼け止め対策はバッチリしておかないと!って感じです。

中央アルプス宝剣岳の真下にある千畳敷カールは、2万年前の氷河期の遺跡で、上部の岩肌が氷で削られたお椀型、たたみを千枚敷くことができる広さから、千畳敷(せんじょうじき)と名付けられました。

ロープが張られた遊歩道(ハイキングコース)は1周約40分、ゴロゴロとした岩が転がっていて、下を向いて歩かないと危険です。立ち止まって周りを見ながら、ゆっくり歩いてみてくださいね。

のんびり休憩しながら歩いても1時間半ほどあれば充分満喫することができます。

ハイキングコースの途中で座って、雲が流れていく風景をぼんやり眺めていると、肌が冷たくなるくらいですが、歩くと日差しが強いので暑く感じました。

※夏は空が近い分、日差しが強烈です。日焼け止めを塗ってカバーしていても、首の隙間部分が真っ赤に日焼けしてしまいました。日焼け対策は万全に、歩きやすい靴でお出かけくださいね。

たくさんの高山植物がいっせいに咲いています。運が良ければ、3~4年に一回しか咲かないと言われているコバイケイソウを見ることができるかもしれません。

白い花が円錐状に集まって咲くコバイケイソウは、白いトウモロコシみたいです。中央に両性花、脇の枝に雄花、若芽は加熱しても毒性が強く、根茎は死に至るほどの猛毒なんだとか。

数年に1回しか咲かない、しかも咲く年はみんな一斉に咲く仕組みは未解明なんだそうです。不思議ですよね。ちなみに花言葉は「遠くから見守る」です。

長野県千畳敷カール登山口

途中の八丁坂分岐点から上は、登山靴や雨具などの装備が必要です。

頂上にある駒ケ岳神社は2,956m、頂上からの展望は素晴らしい・・・と思うのですが、足場の悪い急な坂道、登山用スティック(トレッキングポール)がないと、キツそうです。

帰りのロープウェイも、整理券が配られていることがあります。ハイキングコースを堪能したら、整理券をもらって、番号が呼ばれるまでのんびり待っていましょう。

※千畳敷駅にはカフェ「2612カフェ」があります。すずらん牛乳を使ったおいしいソフトクリームや、中央アルプスの雪解け水で淹れたプレミアムコーヒーなどがいただけます。

下から流れてくる雲海を眺めながらカフェで過ごすのも、とってもぜいたくな気分になれておすすめですよ。

しらび平へ戻るロープウェイの最終は17:00です。(7月~11月上旬まで)

帰りのロープウェイに乗ったのは午後2時過ぎでしたが、上がってくるロープウェイはまだまだ満員状態でした。しらび平駅では、人の姿は少なくなっていました。

ロープウェイを下りた後、また路線バスに乗って、菅の台バスセンターまで戻ります。

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駒ヶ根ファーム

菅の台バスセンターの近くに「駒ヶ根ファーム」があります。観光案内所のほかに、特産品のお土産物や、南信州ビール味わい工房、パン、ヨーグルトのすずらんハウスなどがあります。

すずらん牛乳から作られるソフトクリームとヨーグルトが有名で、どちらもとっても濃厚なミルク!って感じです。さすが牧場直営、納得のおいしさです。

ヨーグルトは好き嫌いが分かれるかと思いますが、試飲できるので、飲んで選べるのがいいですね。

駒ヶ根ファームの裏側へ歩いて行くと「こまくさ橋」があります。駒ケ根高原の太田切川にかかる、幅2m、長さ146mの吊り橋です。

西側に中央アルプス、振り返れば南アルプスが見える、絶景スポット。下を見れば白い花崗岩がゴロゴロ転がっていて、その間をアルプスの雪解け水が流れています。

真夏なので水量が少なめ?なのでしょうか。子供たちがはしゃぎながら足をつけて楽しそうに遊んでいました。

橋は真ん中あたりまでくると、かなり揺れます。橋というよりも、ちょっとしたアトラクションみたいですよ。

川沿いには広い公園があり、キャンプ場やクライミングウォール、スケートボードの練習場など、体験型施設が並んでいます。

そして、たっぷり楽しんだ後は、ゆっくり温泉旅館に泊まるのもいいですよね。駒ヶ根周辺には、たくさんの温泉があります。

>>千畳敷カールの口コミや周辺の宿泊施設の情報を【楽天たびノート】で確認する

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

千畳敷カールロープウェイの料金と事前購入方法、千畳敷カールの行き方とと楽しむためのポイントをお伝えしました。

夏は緑がきれいな山々と可憐に咲く高山植物を楽しみながら、涼しさを満喫、9月中旬から10月は紅葉が楽しめます。11月から6月中旬までは降雪期、4月下旬から5月下旬まではスキーが楽しめます。

1年の半分以上は雪で覆われてしまう千畳敷カール、上空の別世界をぜひ体験してくださいね。