ツアーを使わずにフリーで海外旅行に行きたい! 自分の行きたいところへ、時間を気にしないで回りたい! そんな気持ちはありませんか?
フリーで行くなら、万全な情報収集と、無理をしない計画、そして無事に帰ることを念頭に行動することが大切です。
この記事では、フリーで海外旅行を楽しむ6つのヒントをご紹介します。ぜひ、参考になさってくださいね。
外務省海外旅行登録をしておきましょう
海外ではテロや災害に、いつ巻き込まれるかわかりません。
フリーで旅行に行く怖さは、スリに狙われることよりも、自分自身の命が危険にさらされることです。そして、その危険を、誰も気が付いてくれないことです。
旅行を決める前に、外務省の「海外安全ホームページ」で、旅行予定の国や地域の安全を確認しておきましょう。旅行前にも確認して、なにか問題がありそうなら、旅行を中止することも必要です。
海外旅行は「無事に帰ること」が一番の目標と心得ましょう。危ないところへ近付かない、親切にされても付いていかない、何かを盗られても深追いしないことです。
今まで、いろんな国でいろんな怖い話を聞きました。
日本人に世話になったからお礼をしたいと食事に誘われ、気が付いたら腎臓1つ無くなっていた、とか、カメラを盗られそうになって渡すものかと引っ張ったら、手首を切りつけられた、とか。
私自身、年配の親切そうな老人に食事に誘われたことがあります(行きませんでしたが)。海外でのそんなニュースはあまり大きく報道されないので、知らないことも多いのですが、行方不明になることもないわけではないのです。
外務省の「たびレジ」に登録しておくと、旅行前・旅行中の安全情報、現地の最新情報をメールで受け取ることができます。そして、旅行先で事故や災害が起きた時、安否確認や支援を受けることができます。
旅行前には登録してからお出かけになることをお勧めします! 登録事項は、渡航国・地域、渡航期間、名前、メールアドレス、電話番号などです。
渡航先の日本大使館・領事館を確認しておく
渡航先の日本大使館・総領事館の連絡先を確認しておきましょう。事故や事件に巻き込まれた、パスポートが盗まれた時は、相談する、手続きをすることができます。
外務省HP【在外公館リスト】で確認して、電話番号を控えておいてくださいね。
渡航先で危険に遭遇した場合、外務省に直接連絡することも可能です。
旅行先でSNSやインターネットが使えるように、海外用WiFiをレンタルしておくことをおすすめします。
グローバルWiFi↑「グローバルWiFi」↑は国内17空港で受け取りと返却が可能、サポート問い合わせも24時間対応なので、トラブルが起きても安心です。
航空券とホテルがセットになったフリープランを選ぶ
行き先が決まったら、航空券とホテルの手配をします。別々で手配することも可能ですが、航空券とホテルがセットになっているフリーツアーを申し込むほうが簡単です。
空港から市内まで離れている場合もあり、空港からホテルへの送迎だけついたフリープランや、現地での国内移動のサポートをしてくれる場合もあります。
私は「HIS」または「ジャルパック」をよく使います。
全世界!お得な海外航空券なら【HIS】「HIS」は海外支店・ツアーデスクが多いので、現地で何か困ったときは、強い味方になってもらえます。スポーツやミュージカルのチケットなどの手配もしてもらえますよ。
JALパック 海外ツアー航空券と宿泊を自由に組み合わせることができるので、駅に近いホテルなど希望する宿泊エリアがあるときは「JALパック」を使います。
行動予定表を作りましょう
(↑台湾の美容院で、洗髪中です)
旅行先で行きたい場所が決まったら、そこへのルートを確認しておきましょう。電車やバスの乗り方、チケットの購入方法など、少しでも知識があった方が安心です。
特にバスに乗る場合は、何番のバスでどこ行きに乗る、まで調べておく方が安心です。そして、帰りのバスの番号も、同じとは限らないので、確認しておきましょう。
現地で地下鉄やバス、トラムの路線図があれば、必ずもらって、自分の情報との再確認もしてくださいね。ネットの情報がすべて最新ではないので、現地での再確認も必要です。
滞在するホテル周りの情報や、駅までの地図など、できるだけたくさんの情報を入手しておくと安心です。
現地発着のツアーに申し込んでみるのもいいと思います。個人では行きにくい、面倒な場所でも、安心して行くことができます。
現地の旅行会社で申し込みをして、翌日に外国人向けツアーに参加したことがありますが、現地通貨表示で相場の比較ができなくて、あとから計算してみると、かなりぼったくられていました。
JTBの現地オプショナルツアーなら、国ごと、地域別に発着ツアーがあり、観光だけでなく、食事、観劇・鑑賞、見学、体験など、いろんなことにチャレンジできます。
日本で申し込めるので、とっても安心です。
【JTB】セール・キャンペーン中の海外現地オプショナルツアーをチェック!市場で食材を購入し、自分たちで野菜や牛肉を切り、枯れ木を集め、カッパドキア(トルコ)の遺跡の中で鍋を囲む、なんて信じられないツアーに参加したこともあります。(日本人2人、イギリス人3人のツアーでした。)
現地の日本人にローカル体験の案内をしてもらえるというプライベートツアーもあります。世界150都市800人の日本人ガイドさんが流行スポットだけでなく、ガイドブックに載っていないような穴場スポットも案内してくれます。
BUYMA TRAVEL現地ツアーも味方につけて、自分だけの楽しい旅行を作っていきましょう。自分の足で地図を見ながら歩いた方が、記憶に残りますよ。
現地では無理をしないで
暗くなってから現地に到着した時は、地理感覚も何もない状態で歩き回るのは危険です。ホテルまでの送迎をあらかじめ頼んでおくか、タクシーを使いましょう。
ただし、タクシーは全く安全というわけではないので、国柄を確認したうえで利用を考えてくださいね。フリープランでも飛行機とホテルをセットで頼んだ場合、ホテルまでの送迎が込みになっているプランもあるので、到着時間を考慮して選ぶといいですよ。
旅行中に具合が悪いと思ったら、無理しないでホテルで休んでくださいね。せっかく来たのだからという気持ちもありますが、早めに体調を整えた方が、それ以降の予定にひびきません。
旅行は楽しいけれど、慣れない環境や食事で体に無理をさせています。いつもより早めに休むようにして、身体を労わってあげましょう。
現地のショッピングセンターは行って損なし!
空港や免税店でちゃんとしたお土産もいいけれど、地元のショッピングセンターも是非のぞいてみてください。コーヒーや紅茶、お菓子を安く購入することができます。
インスタントスープやスパイス、缶詰めなど、そこで食べておいしかったものを帰国して自宅で味わうのもいいですよ。自分用なら、キレイな箱に入っていなくても気にならないし、イマイチでも諦めがつきます。
お店にも「お国柄」があって、陳列の仕方や売り方が違うので、本当に楽しいです。フードコートも、その国独特のファーストフードがあるので、挑戦してみてください。
ドラッグストアも見ているだけで、あっという間に1時間くらい過ぎちゃいますよ。観光の一休みに、ぜひスーパーも行ってみてくださいね。
さいごに
海外旅行を安全&安心に出かける6つのヒントをご紹介しました。最近では空港やホテル、カフェなどでWi-Fiがつながるし、スマホがあれば情報をその場で確認できるようになりました。
現地ツアーを上手に使って、楽しい海外旅行を満喫してくださいね。