【チュニジア観光】スースからマトマタ、ドゥーズへ見どころ満載の旅

18年前のチュニジア。現地の旅行会社のスタッフに勧められて参加した1泊2日のサファリツアー、スースの宿泊ホテルから車でドゥーズ(サハラ砂漠のあるオアシス)まで行ってきました。

その時に行った町の様子をご紹介します。

最後に空港で小銃を向けられたときは、今となっては笑い話になるかもしれませんが、その時の恐怖は、ちびりそうに怖かったです。

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スターウォーズのロケ地マトマタ

スターウォーズでルークの故郷として撮影されたマトマタは、穴倉式住居にチュニジア南部の先住民ベルベル人が住んでいます。

ベルベル人とは「アラビア人ではない」という意味だそうで、独自の言葉を持ち、1つの民族とされています。

洪水で村が陥没(穴に落ちた、という言い方をしていました)してしまって、政府が新しい村を用意したのに、500家族が転居を拒否し、そのまま穴を掘って洞窟で暮らしているんです。

※当時のガイドの説明(英語)なので、聞き違いしてる可能性もあります。間違っていたらごめんなさい。

ベルベル人は観光客に自分たちの穴倉住居を見せて、好意によって集まる募金を生活の足しにしていました。穴の家の中はひやりと冷たくて、機織り機が置かれていました。

織物を作って食料品と交換しているそうで、部屋の中にはベッドと何枚かの服だけ。おばあさんが石うすで粉をひいていました。

現在は電気が通ってるようで、穴倉住居にも電化製品が置いてあります。生活レベルは上がってきている、という印象があります。

5mほどの深さの穴に横穴を掘って部屋が作られているんですが、石灰岩で掘りやすく、夏は涼しくて冬は暖かいんだそうです。映画ロケで使われた場所は現在ホテルになっています。

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ミラージュと塩湖

ドゥーズからトズール(Tozeur)に向かう道は、360度地平線が見えるただっぴろい平野の1本道。

「ミラージュが出てる」と言われて、指さす方向を見ると、木が浮いてる? 蜃気楼です。

カメラを構えると、「実在していないんだから、映らないよ」こんなに肉眼ではっきり見えてるのに!? こちらが立ったり座ったり、見る視点を変えると、形が変わったり消えたり。

写真は・・・ちゃんと映っていました。かなり遠いので小さいんですが、何もない、雑草すら生えていない平野がよくわかると思います。

このあたりでは「砂漠のバラ」が有名です。水に溶けたミネラルが結晶になるときに、塊がつながってバラの花のような形になるんです。硬くてきれいな石の花。

そこからショットエルガルサへ。チュニジア最大の塩湖です。白っぽい大地が広がって、所々に塩の山ができていました。

粗塩というか、1つ1つの結晶が大きくて、ちょっと舐めてみたら、濃縮された塩みたい、塩辛かったです。

昔、海だった場所が干上がって砂漠になったけれど、下層には海(塩)の成分が残っていて、塩ができる、と説明されました。砂漠の中の塩湖・・・とっても不思議です。

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恐竜の山とタメルザの廃墟

塩湖を過ぎたあたりから、前方に山が見え始めます。モロッコ、アルジェリア、チュニジアを横切って東西に延びているアトラス山脈です。

木の生えていない黄土色の山、山脈に沿ったてっぺん部分が恐竜の背板のように見えるので、「恐竜の山」と呼ばれているそうです。

途中でオアシスに立ち寄りました。少し険しい岩を上っていくとヤシの木が生えていて、その真ん中に水が湧き出て?いました。

小さな子供が土産物を手に、無言で差し出してきます。ヤギを連れた子供はミルクの哺乳瓶を差し出して、ヤギに飲ませてみないかってことなんでしょうが、もちろん有料なんですよね。

こんなふうに家のお手伝い?をしている子供たちをたくさん見かけました。今はどうなんでしょうか?

そこからはしばらくアルジェリアとの国境沿いを走りました。山があるのでアルジェリアは見えませんが、山の向こう側もこちら側と変わらない風景のような気がします。

タメルザの廃墟に到着。大洪水で廃墟となってしまった村が残っています。そこから山を少し上っていくと、貝がぎっしりくっついている断層を見ることができます。

「昔々、ここは海の底だった証拠だよ」・・・想像できませんが、塩湖もあるし、そうなんでしょう。地球の不思議を見たような気がしました。

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2日間の行程は

1日目

スース→エルジェム→SFAX(スファックス)→MAHRES(マーレス)→GABES(ガベス)→MATMATA(マトマタ)→DOUZ(ドゥーズ)
スファックスはチュニスに続く第2の都市、雨がかなり強く降るので、街全体を水のない川で囲まれていました。

白いお墓があり、すべてがメッカ(サウジアラビア)の方を向いています。この時は「まだ土葬している」と言っていました。

マーレスは沿岸の町。大きな魚が捕れたところとして有名で、その魚の骨が道路沿いのフェンスの中に展示されていましたが・・・これってクジラじゃないの?とも思うような大きさ。どんな魚だったんでしょう?

ガベスでは小さなお土産屋さんが連なって、マーケットがありました。そこで購入したのがコレ。一目で心奪われて購入しました。手の中に目があり、魚が付いています。  

ガイドさん曰く、「これは伝統的・宗教的に意味を持つもので、女の子を守るものとされているものなんだよ。これはとてもいいものだよ」

2日目

ドゥーズ→TOZEUR(トズール)→ショットエルガルサ(塩湖)→CHEBIKA(シェビカ)→タメルザ(TAMERZA)→ケルアン(KAIROUAN)→スース

トズールは、日干し煉瓦の建物の壁が幾何学模様になっている、印象的な町です。サハラ砂漠地帯の観光拠点になっています。

シェビカでこぶし大の大きさのアメジストの原石?を購入しました。白い丸い石が2つに割れていて、中がアメジストのような薄紫色。

購入したら紙に包んでくれることもなく、そのまま渡してくれます。無造作に上着のポケットに入れておきました。

ケルアンはアフリカ最古のモスクがある古都で、イスラム発祥の地とされています。町全体が世界遺産に登録されています。

絨毯を作ってるところを見学しました。分厚くて高品質なのはわかるけど・・・とても手が出ません。

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さいごに

チュニジアから飛行機でマルタへ飛びました。到着ロビーでいきなり2人の警官から小銃を向けられ、「爆弾持ってるだろう!」

・・・上着のポケットに入れたままのアメジストの石が、なぜか爆弾と思われてしまった様子。取り出して見せようとすると「やめろ!出すな!」

「いや、あの、これは、ただの石で、えっと、チュニジアで買った土産物で・・・」しどろもどろの説明に、「なんだ、そうかよ」と帰っていく警備員・・・人生の中で銃を向けられる経験なんてそうないですよ~怖かったです。

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