ドイツのシュトゥットガルトってご存じですか? 最近とっても人気がある都市ですよね。
というのは、メルセデス・ベンツ博物館とポルシェ博物館があり、大人の社会科見学ツアーも開催されている、車好きにはたまらないエリアなんです。
この記事では、ドイツのシュツットガルトについて、日本からの行き方、治安や観光情報についてご紹介します。
車好きじゃなくても、行ってみたくなっちゃいますよ。建物自体が見せるために作られた、芸術作品になっている博物館、ぜひ見に行ってくださいね。
シュトゥットガルトの行き方は?
シュツットガルトはどこにある?
シュトゥットガルトはドイツ南西部に位置し、人口で見るとドイツで6番目の都市となっています。シュトゥットガルトの紋章は、ポルシェとフェラーリのデザインの元になった、跳ね馬です。
19世紀にはヴェルテンベルク王国の首都であり、芸術都市として栄えていました。
メルセデス・ベンツが誕生した都市でもあり、ポルシェやダイムラーの本社があることでも有名ですよね。美術館、宮殿が点在し、オペラやバレエ団、室内管弦楽団も有名です。
シュトゥットガルトへ飛行機を乗り継いで行く
日本からはルフトハンザ航空でフランクフルトへ、乗り継いでシュトゥットガルトへ。時間的には一番早いです。(フランクフルトで入国審査になります。)フランクフルトからは約45分のフライトで到着します。
他にも、フィンエアー、オランダ航空、オーストリア航空、エールフランスなどで行くこともできます。乗り継ぎは1回ですが、時間がかかる場合もあります。
シュトゥットガルトへフランクフルト空港から特急列車で行く
日本とドイツには8時間(サマータイムは7時間)の時差があります。午前中の飛行機で日本を出発した場合、フランクフルトにはまだ日が高いうちに到着します。
時間に余裕があるなら、フランクフルトからICE(特急列車)でシュトゥットガルトへ行くのもおすすめです。 フランクフルト空港のターミナル1の到着フロアに出たら「Long Distance Train」の表示に従って、駅に向かいます。
長距離用のICE乗り場は、長い通路の突き当りです。駅の入り口に自動発券機と i マークの付いたカウンターがあります。
事前に切符を購入することはできますが、飛行機の遅延の心配もあるので、駅に到着してからの購入が安心です。(乗れなかった場合、後続列車の自由席に乗れるチケットと、その列車のみ有効で、後続列車には乗れないチケットもあるので、注意してくださいね。)
カウンターで購入する方が間違いないです。乗り換えなしで行けますか?「Can I get there without any transfers?」必ず確認してくださいね。乗り換えなしの列車を選んでくださいね。
One-way ticket(片道)
1 Adult(大人1人)
2nd class(2等車)
To Stuttgart Hbf (シュトゥットガルト中央駅)
ホームは地下になります。ホーム変更がちょくちょくあるので、乗車20分前には、総合の案内板でホーム確認をしてくださいね。 シュトゥットガルト中央駅までは1時間20分ほどで到着します。
乗車後に車掌さんがチケットの確認に回ってきますので、チケットに刻印しないで乗車しても大丈夫です。(ドイツの列車は改札がないので、乗車前に必ず自分で打刻が必要です。)
シュトゥットガルトの治安はいい?
シュトゥットガルトはドイツの都市の中でも治安がいいとされています。
人が集まる場所でのスリやひったくり、置き引きには十分気を付けてくださいね。カフェでお茶を飲んでいるときに、荷物を足元に置いていたら知らないうちに無くなっていたという話も聞きます。
ちょっとうす暗い、感じのいいカフェやレストランも要注意。テーブルに置いていたスマホが消えちゃうこともあります。
身体から荷物を離さない、夜に人通りの少ない道を歩かない、海外では鉄則です。十分に気を付けて、街歩きを楽しんでくださいね。
※お店に入るときは、必ずお店の人に声をかけましょう。「ハロー」の一言もなく店に入ると、不審者と思われちゃうこともありますよ。
シュトゥットガルトの観光情報
シュトゥットガルトのメルセデス・ベンツ博物館
とっても特徴的な建物の博物館、1800もの三角の窓(どれも同一じゃないんです!)が並んでいて、すべての壁、天井、柱はアーチ状になっているかカーブしていて、まっすぐな壁がないんです。
9階建ての博物館の中には、160台の車が並び、125年の歴史を全部見ることができるようになっています。
エレベーターで最上階まで上がると、そこは1886年の世界、そこから現代までの歴史、伝説的なレーシングカー、そして未来の車までを見ることができます。
シュトゥットガルトのポルシェ博物館
3本のV字型の支柱で支えられ、地面から浮いているように見えるポルシェ博物館。80台以上のポルシェの車が展示されています。
展示エリアは1948年以前と以後に大きく分かれ、ポルシェの技術・スポーツカーの歴史・特定モデルの展示など、時代を彩った車両が集められています。
カメラのシャッターを押す回数が増えちゃうこと間違いなしですね!
シュトゥットガルトの宮殿広場
シュトゥットガルト中央駅から歩いて5分くらいの場所にある広場、周りにはコの字にヴェルテンブルク王のバロック式の宮殿が建てられています。(現在は州政府庁舎のため見学不可)
夜のライトアップされた風景はとってもロマンチック。オペラハウスやショッピングセンターも近くにあるので、散策にぴったりの場所ですね。
11月になると、ドイツで2番目に歴史が古いクリスマスマーケットが開かれ、たくさんの人たちでにぎわいます。ホットワインも飲めますよ。
シュトゥットガルト州立美術館
中央駅の山側にある、ドイツ最大級の州立美術館。隣には音楽大学もあります。
ゴッホ、モネ、レンブラント、ドガ、モディリアーニ、ムンク、ドラクロワ…教科書で見たような有名な画家の絵が集まっています。ピカソの絵画や彫刻も展示されています。
毎週水曜日は無料で一般公開されています。町中にある、ガラスキューブのシュトゥットガルト市立美術館には、州立美術館以降の作品が展示されています。
サプライス↑格安航空券の比較サイトで、自分に合ったチケットを見つけてくださいね。
さいごに
ドイツのシュトゥットガルトについて、行き方・治安・観光地についてご紹介しました。
シュトゥットガルトは自動車産業で栄えている都市で、ドイツの都市の中でも比較的治安がいいとされています。
メルセデス・ベンツやポルシェの博物館、ヨーロッパでも屈指の収蔵量を誇る州立美術館があります。
シュトゥットガルトには観光客がそんなに多くないので、ゆっくり見ることができそうですね。ドイツに行く機会がありましたら、ぜひ一度足を延ばしてみてくださいね。