ギリシャ旅行一人旅総集編!4泊5日の地中海クルーズとコソボ紛争

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初めての海外旅行一人旅の地中海クルーズは、本当に思い切った決断でしたが、その後の人生に大きな影響を与えることになった旅行になりました。

まだまだ知らない世界がたくさんあって、自分が小さな空間の中で右往左往していることのバカらしさ。生きていくことに精一杯の人たちから見れば、自分の悩みなんてちっぽけで贅沢なもの。

そして、そんな思いを、現実の中で忘れてしまわないように。私の海外放浪がここから始まりました。

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大型客船の過ごし方とミコノス島

船の中は、まるで動くホテル。プールやスポーツジム、映画館などの施設が揃い、アクティビティーも充実。ギリシャ語やギリシャダンスの講習会など、いろんな国の人たちと一緒に楽しむことができます。

ディナーの後は生演奏があったり、パフォーマンスがあったり、習ったギリシャダンスのお披露目会があったり、夜も飽きることがありません。

最初の寄港地ミコノスは、ギリシャを象徴する、白い壁と青い海の町。カト・ミリの風車の前で見た夕日は感動的な美しさ。400以上ある教会の鐘の音を聞きながら、白い石畳の迷路のような町を散策しました。

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クレタ島のクノッソス宮殿

クルーズ旅行2日目は、詩人ホメロスが「神々の島」と呼んだ、ギリシャ最南端のクレタ島。紀元前3300年、獣人ミノタウロス(人間の身体に牛の頭)が閉じ込められていたという伝説が残るクノッソス宮殿の遺跡があります。

粘土で作られたパイプによる水の供給・排水システムがあり、当時最高水準を持っていたとされる、ヨーロッパ最古のミノア文明。ミノア王は世界で初めて裁判を行った人とも言われています。

クレタ島には2000m級の山や、数百もの洞穴、ヨーロッパ随一と言われるサマリア渓谷など、地形も変化に富んで、見どころが多い島です。

午前中にクレタ島の観光をした後は、サントリーニ島へ向かいました。

サントリーニ島とロードス島

クレタ島を出て、夕刻前にアトランティスの伝説が残るサントリーニ島に到着。紀元前の火山噴火でできた三日月形の島の、険しい断崖の上に、東西に細長く伸びた町があります。

ケーブルカーかロバのタクシーで上まで上がれば、紺碧の海と白い家並みが見事なコントラストで、眩しく輝いています。

クルーズ旅行3日目はロードス島。近代的な建物が並ぶ新市街と、城壁に囲まれて中世の面影が残る旧市街に分かれています。

旧市街は中世の騎士団時代の建物が残り、当時の面影を偲ぶことができます。

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トルコのエフェソス遺跡とパトモス島

トルコのエーゲ海に面したリゾート地クシャダス、港からバスで30分ほどいくと、エフェソス遺跡があります。 古代ローマ帝国の猛将アントニウスと美貌のクレオパトラが過ごした場所とも言われています。

世界の七不思議の1つ、総大理石の「アルテミス神殿」があったとされていますが、今は柱が1本残るだけの平原になっています。

パトモス島は聖ヨハネが黙示録を書いたと伝えられている洞窟がある小島。エーゲ海のエレサレムといわれ、キリスト教の聖地となっています。

まさかの悪天候で船酔い!

思っても見なかった悪天候で、船は大揺れに揺れ、逃げ場のない船の上で船酔いと戦いました。めったにないけど、絶対ないとは言えない嵐に、悪夢の1夜を過ごしたら・・・。

翌日、アテネのピレウス港に到着し、船を降りても揺れが収まらず「陸酔い」状態。食べることもできず、観光もできず、ホテルでそのままダウンしてしまいました。

アテネ観光はプラカ地区を歩こう

アテネはシンタグマ広場を基点にして、プラカ地区を歩いて回ることができます。私はホテルからタクシーでアクロポリスまで行き、そこから徒歩で気ままに散策しました。

パルテノン神殿の大きさに圧倒され、エレクティオン神殿では、頭で重たい屋根を支える少女の柱像に、神に使える女官なのか、刑罰を受ける奴隷なのか、想像をかきたてられます。

世界で最も古い歴史を持つ町を気ままに歩いて、古代へタイム・トリップしちゃいましょう。

コソボ紛争について

1999年5月。NATO加盟国ギリシャはセルビア空爆の長期化で、空爆反対デモが続発していました。米国領事館は星条旗を掲げず、米系資本ホテルは爆弾テロの標的になりました。

当時のクリントン大統領がエイリアンになって攻めてくるポスターが町中に貼られ、反米感情が高まる緊張状態に。「アメリカが地球の正義じゃない」「こんなとこまで口を出すな」

もともとはコソボ独立をかけた、アルバニア人とセルビア人の紛争。NATO軍はアルバニア人(コソボ独立)を支援し、ギリシャ国民は伝統的な親セルビア感情から、セルビア人支援に。

けれどもNATO軍の一員として参加するギリシャはアルバニア人支援なので、空爆を反対する市民がギリシャ兵に罵声と石を投げる状態。国民が政府を批判し、反NATO感情が一段と高まっていました。

NATO軍はセルビアの首都ベオグラードの、公的機関や病院、学校、ホテルなどを破壊しました。1999年6月に、NATOとユーゴスラビアは和平協定を締結、2008年にコソボは独立しましたが、国連加盟国の半数85か国が、国として認識することを拒否しています。

※日本は独立を承認、ギリシャは承認を拒否しています。

現在でも、少数民族の分離独立問題を抱えている国は多く、コソボは国として国際社会に認められるのか、は大きな課題ですね。コソボは2016年から国としてオリンピックに参加、柔道女子52Kg 級で金メダルを獲得しています。

さいごに

そんな世界情勢の中で、参加したクルーズ旅行。アメリカから参加のご夫婦は、「船の中は安全だと思うけど、宿泊ホテルは米系ホテルはキャンセルして、他のホテルにしたの。黙ってたらアメリカ人かヨーロッパ人かわからないでしょう?」

アメリカ人だから、日本人だから、そんな理由で区別されるのは、悲しいことです。海外旅行に世界情勢が影響した旅行でしたが、忘れられない旅行になりました。

もう20年も前の旅行記ですが、よかったら読んでみてくださいね。

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