【ギリシャ旅行一人旅】アテネ観光はシンタグマからプラカ地区を歩こう

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初めての海外一人旅はギリシャの地中海クルーズと大奮発。中学英語で奮闘するものの、相手の言ってることがわからなくてミス解釈してしまったり、言いたいことが言えなくて悔しかったり。

それでもなんとか、一人旅を満喫することができました。この記事では一人でウロウロ歩いたアテネ市内をご紹介します。

ギリシャの習慣とスケベなタクシー運転手

ギリシャにはシエスタ(昼寝)の習慣があり、14:00から17:00頃まで、お店が閉まるところもあります。昼間は閑散としていても、夕方になるとにぎやかになって、夜中の2:00ごろまで明るく賑わっています。

ホテルからパルテノン神殿までタクシーを使いました。タクシーを止める時は、手のひらを開いて合図してはいけません。これは相手を侮辱するポーズになるそうです。

ドイツでも手を挙げるのは「ナチ式の敬礼」になってしまうので、やってはいけないポーズですよね。海外ではそういった習慣には特に気をつけてくださいね。

人差し指だけを出して合図します。または腕を伸ばして、手の甲を見せて上下にひらひらさせても大丈夫です。

タクシーの運転手のおっちゃんは、私が日本人だと知ると、いろいろ教えてくれました。

「私のこと、日本語で言うと「スケベ」です」「ええええっ?」って驚くと、「ギリシャ語で「スケベ」はいい意味、恰幅がいい人のこと」・・・そうなんですね。思わずタクシーを降りようかしらんと思ってしまいました・・・。

「ギリシャは自動車学校がないです。免許を取りたいなと思ったら、車の先生に電話します。車の先生がうちに来てくれるので、先生の車に乗って道路を運転します」

「いきなりですか!?」「そうです。それで車の先生OKしたら、免許もらえます」

・・・後で知りました。ギリシャは交通事故の死亡者数が突出して多いとのこと。古くてきれいじゃない車が多くて、ぶつかっても「仕方ないじゃん」みたいな感覚なのは、国民性なんでしょうか?

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アクロポリス

パルテノン神殿

古代神殿が建てられた聖域「アクロポリス」は丘の上の都市という意味で、3方が断崖絶壁の丘の上にあります。

北側にあるパルテノン神殿は、アテネの守護神アテナ女神の聖域として、紀元前432年頃に建てられました。

ドーリス様式(柱身が太く、遠くから見てもまっすぐ見えるように真ん中が膨らんでいて、柱には20本の溝が彫られています)の柱は高さが10m、ギリシャ建築の最高峰として1987年に世界遺産に登録されています。

神殿の周りにはたくさんの柱が並んでいて、下部の直径は約2m。ずらっと並んで、威厳を放っています。

エレクティオン神殿

パルテノン神殿の北側には「エレクティオン神殿イオニア式(細身の柱で多くの溝が刻まれているので、明暗が効果的に表現されています)建築の代表作と言われています。

建物の南側には「少女の玄関」があり、6人の少女像が柱になっていて、玄関の屋根の重みを支えています。

実物を見た時に感じたのは「思ったより小っちゃい」・・・彫像はほぼ等身大。細い首で重たい屋根を支える姿に、なんだか「頑張って!」と応援したくなるような柱像です。

※現在は6体ともレプリカです。1体はロンドンの大英博物館、5体はアクロポリス博物館に置かれています。

イロド・アティコス音楽堂

南側には、丘の斜面を利用して作られた、1万5千人を収容できるディオニソス劇場や、約6千人を収容できるイロド・アティコス音楽堂(写真↑座席は修復されています)があります。

現在も利用されている音楽堂、大理石でできた観客席にお尻が痛くなるかもしれませんが、アテネの町並みを見ながら音楽に酔いしれて、古代人が楽しんだ雰囲気を味わってみたいですね。

無名戦士の墓の衛兵交代式

アテネの中心地にあるシンタグマ(憲法)広場。1834年にギリシャ最初の憲法が発布されました。地下鉄2号線やバス、トラムの駅があり、観光の拠点にすると分かりやすいです。

私は道に迷うとシンタグマ(死んだ熊、と覚えました)はどっち?と確認していました。

シンタグマ広場の道を挟んだ東側には国会議事堂があり、その前には「無名戦士の墓」があります。民族衣装を着た衛兵が立っていて、日曜日の11時には大規模な衛兵交代式が行われています。

15分ほどの交代式は、ブラスバンド部隊と、たくさんの衛兵たちがぴったり息を合わせた行進を見せてくれます。民族衣装はギリシャ各地で行われるお祭りにや踊りの衣装に使われるものだそうです。

衣装もかわいらしいけど、靴の先っちょに丸いボンボンが付いているのが、兵士らしからぬかわいらしさで、着てみたい!って思っちゃいました。

慰霊碑を守る衛兵は左右に一人づつ。30分に1回左右が入れ替わります。このミニ交代式はひっそり淡々と行われます。衛兵さんは30分身じろぎもせず、直立不動で立っています。

隣に立って記念撮影をしても、置物に徹しているかのように無表情です。

壁の左側には「伏している無名の戦士のために空のベッドが運ばれてくる」右側には「英雄たちにとっては世界中どこでも彼らの墓となりうる」と書いてあるそうです。

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プラカ地区を散策して

パルテノン神殿があるアクロポリスの麓に広がるプラカ地区は、古き良き時代のアテネの姿を残しています。小さなお土産物屋さんやレストランが立ち並んでいて、古代遺跡はほぼこの地区に含まれています。

シンタグマ広場からアマリアス通りを南へ行くと、ゼウス神殿があります。もともと104本あったとされる柱は、現在は15本しか残っていません。中世時代の地震で崩壊し、1852年の嵐で1本倒れてしまいました。

コリント式(イオニア様式の細身の柱を土台として、柱頭にアカンサスの葉模様の装飾がされています)の柱しかない遺跡ですが、かつてはギリシャ最大級の神殿だったようです。

ゼウス神殿の北西には、ハドリアヌスの凱旋門があります。ハドリアヌスはローマ第14代皇帝で「テルマエ・ロマエ」で市村正規さんが演じていましたね。

アテネの公共建築物の再建に力を注いだハドリアヌスの功績をたたえるために、2世紀に建てられたものだそうです。横から見ると薄っぺらい感もありますが、堂々と立っています。

ローマ時代の天文気象台「風の塔」の遺跡。アクロポリスの北側にあります。プラカ地区には小さな遺跡も所々にあって、散策しているだけでも楽しいですよ。

ゼウス神殿から東に行くと、1896年第1回オリンピック会場になった競技場があります。現在も使用されていて、歴代オリンピックのポスターが展示されています。

シンタグマ広場から西へ10分ほど歩いて行くと、国家行事(大統領の宣誓式など)にも使われるミトロポレオス大聖堂があります。1840年から15年かけて造られた、重厚な外観です。

タンクトップなど肌の露出が多い服では入場できませんので、気をつけてくださいね。

さいごに

アテネは世界で最も古い歴史を持つ町です。古代遺跡の中を歩いていると、タイム・トリップしたかのような気持ちになりますよ。

歩きやすい靴で、散策を楽しんでみてくださいね。

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