乗り継ぎ時間が1時間しかない時などは、ハラハラドキドキしちゃいますよね。ちょっと遅延したら絶対に間に合わない、そんなタイトなスケジュールは意外とあるんです。
乗継便が行っちゃった・・・そんな時は、航空会社が「手だて」を提示してくれますが、「それはないんじゃない?」というルートを提示される時もあります。
そんな時は。「NO」と言える日本人になりましょう!
乗継便が行っちゃった!
(↑アンマンの空港のM&Mは、アラブチック)
ヨルダンのアンマン空港からアブダビ経由で帰国予定でしたが、アンマンからの出発便が遅れていました。乗り継ぎ時間が1時間10分しかなかったので、もしかしたら乗継できないかも?と覚悟はしていましたが・・・。
アブダビに到着すると、私の名前のプラカードを持っている空港スタッフを見つけました。20時20分発の乗継便はすでにプッシュバックされて、滑走路に向かっていました。
翌日(月曜日)の昼過ぎに日本到着予定だったのですが、スタッフから提示された振替便は、バンコク(タイ)経由で3日後(水曜日)の朝に日本着。これではあまりにも時間がかかりすぎです。
カウンターで交渉し、3時間後のドーハ行きに乗り、香港経由で翌日の午後到着となりました。食事券をもらい、無料で食事を済ませた後、再度カウンターへ行くと・・・。
スーツケースが積み込みできておらず、ドーハ行きには乗れない、とのこと。時間はすでに23時を過ぎ、カウンターにはなぜか人がわちゃわちゃいて、乗継できなかった人たち(インド人みたいでした)が騒いでいました。
結局、日本人はビザなしで出国可能ということで、アブダビで1泊し、翌日の同じ便に乗ることになりました。
出国手続きを済ませ、スーツケースをピックアップし、空港スタッフの送迎でホテルに向かいました。
車で20分ほど走って、ホテルに到着。時間はすでに夜中の1時を回っていました。やっと横になれる~!と喜んだのもつかの間、予約が入っていない、と追い出されてしまいました。
運転手は英語が話せないようで、何の説明もなく空港へ戻りました。カウンターにいた男性に「どういうことか説明してください!」と大きな声を出したら、「落ち着いて、マダム」と慌てるそぶりもなく、説明もなく、どこかに行ってしまいました。
待つこと20分、戻ってきた男性はまたまた車に誘導し、「空港の隣のホテルをおとりしました。」とのこと。「明日の夜8時に迎えに行くので、フロントで待っていてください。」
ホテルにチェックインして、部屋には入れたのが夜中の2時半。シャワーを浴びて、ベッドに横になると、泥のように眠ってしまいました。
翌日は、予定外のアブダビ観光旅行を楽しむことができました。
そして、約束の20時。フロントで待っていても誰も迎えに来ませんでした。10分ほど待ちましたが、21:30の飛行機なので、フロントに伝言を残して、空港へ向かいました。
やっぱりね~、いい加減だよね~、と心の中で毒づきながら。
実は2度目の経験で
(↑エジプトのアブシンベル神殿)
以前にも乗継便が行ってしまった経験があります。エジプト・カイロからドバイで乗り継ぎ予定だったのですが、急激な雷雨でドバイへ着陸できず、いったんアブダビへ着陸。天候の回復を待って、ドバイへ向かいました。
ドバイに到着したのは、夜中の12時を回っていました。
乗継便はすでに離陸しており、カウンターで交渉です。翌朝7時の便でシンガポールへ向かい、5時間後の夜便で帰国、というチケットを提示されました。
初めての経験で、周りには日本人が見当たらず、そうするしかないのかな、と思ってしまいました。
乗継振替の場合、航空会社はできるだけ空港から外へ出さない(ホテルを用意しない)方法を提示します。食事は基本的に提供してくれます。
けれども、時間がかかりすぎると身体がつらいので、できるだけ交渉をして、自分にとって有利な方法を探しましょう。
この時は、その振替便が一番早いと思ったのですが、空港で1泊、機中1泊、2晩もちゃんと横になって眠れないという状況で、旅行の疲れもたまってる中、本当につらかったです。
シンガポールについてからは、足裏マッサージを受けてリフレッシュしてから、飛行機に乗りました。何があってもいいように、歯ブラシや洗顔セットは機内持ち込み荷物に入れておくようにしましょう。
この時はスーツケースが迷子になっていて、一緒に到着しませんでした。スタッフにどんなスーツケースか(大きさや色)を伝えます。
こんな時のために、スーツケースの写真を撮っておくといいですよ。見てもらえば確実です。
とても疲れていたので、スーツケースをゴロゴロ引っ張って、電車に乗らずに済んで助かりました。2日後、届いたスーツケースを開けた瞬間の、もや~んとした匂いは・・・なんとも表現できません。
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さいごに
乗継失敗・・・乗り継ぎがある以上、ありえます。
とにかく、何があっても。
慌てずに、その状況を楽しんじゃいましょう。仕事とか心配事があっても、帰れないんですもん、もう諦めるしかないのなら、楽しんだ方が勝ち! きっとおまけの思い出ができますよ。