水面が鏡のように映ってみえるミラーレイクは、ボリビアのウユニ塩湖が有名ですが、なんと、ウユニ塩湖のような写真が撮れる場所がマレーシアにもあるんです!
クアラルンプールの北西約60Kmのところにあるクアラセランゴール州には、毎月2回、満潮と干潮の時期だけ現れる、珍しい場所があります。
この記事では、マレーシア・クアラルンプール近郊にあるスカイミラーの、天空の鏡体験をご紹介します。
ステキな写真を撮るためには、服の色が一番重要です。ぜひ、この記事を参考にして、素敵な写真を撮ってきてくださいね!
マレーシアのスカイミラーへ行こう
送迎付きの現地ツアーがおすすめ
ミラーレイクが出現するのは、新月と満月の前後4日間、干潮の時だけ上陸することができる島です。
行くことができる日にちと時間が潮の満ち引きの関係で限定され、日によっては朝の5時にホテルを出なきゃいけないことも。
クアラルンプールから車で約1時間かかる場所なので、送迎付きの現地ツアーが便利です。朝の早い時間でも、車の中でウトウトしてるうちに着いちゃいますよ。
送迎は英語ガイド、日本語ガイドとありますが、送迎してくれる運転手さんが英語か日本語が話せる、という程度で、スカイミラー乗船のチェックインまでしてもらえますが、ツアーガイドではありません。
船に乗ってからはスカイミラー専任のガイドさん(英語)になります。
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ホテルへお迎えに来る時間は、ツアー出発日の3日前までにメールで連絡があります。すでにクアラルンプールに到着していても、確認できるメールアドレスを登録してくださいね。
スカイミラーにおすすめの服装は?
水面に映る姿が映えるのは、赤やピンク、黄色など明るくてはっきりしたカラーです。素敵な写真を撮るために、服の色は厳選してくださいね。
船から降りるときは、ひざ下ほどの水位があります。ひざ上くらいの丈の短パンか、ひざ上にたくし上げることができるズボンやスカートでお出かけください。
スカイミラーに必要な持ち物は?
ミラーレイクは、川の中に現れる干潟です。ビーチサンダル、タオル、カメラは必ず持っていきましょう。
干潟上陸時はサンダルも脱いで、裸足になります。荷物は船の座席の下に入れておくので、貴重品やパスポートなどはホテルに置いておいた方が安心です。
雨が降ってくることもあるので、カッパもお持ちすることをおすすめします。雨が降ると、船の左右はシートを下ろしますが、前からの雨は防ぐことができません。
船はかなりのスピードなので、雨が降ったらずぶぬれになります。ガイドのお兄ちゃんたちは、ウェットスーツを着用し、バンダナで鼻から下を覆っていました。
ずぶぬれになっても寒いことはないんですが、べたべたして気持ち悪いですよね。100均で売っているようなカッパでも、あれば安心です。
風よけにサングラスもあった方がいいですよ。日焼け止めも塗っておいてくださいね。
約30分ほど船に乗るので、酔いやすい方は酔い止め薬を持参してくださいね。
スカイミラーに行ってきました!
ミラーレイクへはスピードボートで30分
クアラルンプールのホテルを6:30に出発し、渋滞前のクアラルンプール市内を抜けて、1時間ほど走りました。7:30前に船着き場に到着しました。
船着き場の周辺には猿が歩いていて、ちょっとびっくりしてしまいました。猿は人に慣れているようで、人が近くに来ても動じることなく平然としています。
船着き場はどんどん人が集まり、待合室はあっという間にいっぱいになりました。いろんな国の言葉が聞こえてきます。
※ミラーレイクにはトイレはないので、船着き場での待ち時間に済ませておいてくださいね。
8時頃から順番に名前が呼ばれ、15人ほどが1つのグループになって、スカイミラーのガイドさんと一緒に、船に乗り込んでいきます。
グループは国ごと(言語ごと)に分けられていました。ちっとも名前が呼ばれないなぁ…と不安になっていたら、最後の中国人グループと一緒に名前が呼ばれました。
船に乗る前にライフジャケットを受け取り、ボートに乗り込みます。スカイミラーのガイドさんは中国語で説明した後、私には英語で注意事項(走行中は席を立たないで、とか、ごみを捨てないで、とか)を説明してくれました。
船は口が開けられないくらいのスピードで進んでいきます。途中で雨が降ってきてしまいました。天候によっては引き返すこともあるそうで、ドキドキしましたが、ボートは目的地へ向かっていきました。
スカイミラーに到着
突然ぽっかり現れた砂の島に到着、裸足で上陸(靴や履物は厳禁)します。ちょっと弾力があって、低反発のマットの上を歩いているような踏み心地です。
一体こんな場所をどうやって見つけたんでしょ?って思うくらい、普段は水の中にある島が出現しています。先に到着したグループがあちこちで撮影していました。
ボートのガイドさんが「準備するからこの辺にいて」と、なにやらいろんなグッズをボートからおろしていました。
さっそく写真を撮ってみたけど…あれ? 鏡みたいに映っていないような? 思い描いていたイメージと違う写真に不安になってしまいました。
ふとガイドさんを見ると、地面を平らにならして、上部とサイドを板で覆って影を作っています。ガイドさんがその箱に頭を入れて寝転がって、みな、その箱の前でポーズをとっています。
天空の鏡の写真を撮るためには、ガイドさんの知識とセッティングが重要だったんです!
ガイドさんの撮った写真↑は、きれいに水面が鏡のように反射して映っています。
メンバーがみな思い思いのポーズをとり、ガイドさんが「ちょっと前」「ちょっと後ろ」と指示しながら、ばっちりきれいな写真を何枚も撮ってくれました。
小さなエッフェル塔の置物を手前に置いて、遠近法で写真を撮っています。まるで遠くにエッフェル塔が立ってるみたいに見えます。
(青空だったらもっと素敵な写真が撮れたと思うのですが、これは運なので仕方がないですよね。)
1時間ほど撮影した後は、またボートで船着き場へ戻ります。帰りの船では小さなペットボトルのお水とお菓子がもらえました。
船着き場に戻ると、ガイドさんにメールアドレスを伝え、ガイドさんが撮った写真を送ってもらいます。その日の夜までには送ってもらえるので、確認してくださいね。
※もし写真が届かないようなら、アドレスを伝えたときにもらえるガイドさんの名刺に、その旨を連絡してくださいね。
船着きがに戻った時間は10時過ぎ、ナシレマのご飯がもらえました。写真の出来上がりを楽しみに、クアラルンプールのホテルへ戻りました。
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さいごに
クアラセランゴール州のミラーレイクで、天空の鏡体験をお伝えしました。
地元の漁師さんが見つけた、新月と満月にだけ現れる不思議な島は、2016年からツアー化され、マレーシアの新しい観光地として、人気が高まっています。
クアラルンプールから半日ツアーで行けるので、ぜひ、インスタ映え抜群のミラーレイクに行ってみてくださいね。
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