本ページはプロモーションが含まれています。

ベルリンのドイツ連邦議会議事堂の予約方法は?ガラスドームの見学はおもしろい!

ブランデンブルグ門から北へ300mほど行くと、ドイツ連邦議会議事堂があります。重厚な建物の上に、ガラスのドームが人目を惹きます。

ガラスのドームに入るためには、HPから日時と時間を予約する必要があります。当日は予約の確認書とパスポートがあれば、無料で入ることができます。

予約の仕方は下記をご覧くださいね。

スポンサーリンク

ドイツの国会議事堂

ドイツ連邦議会議事堂の内部

1894年に竣工した旧ドイツ帝国の議事堂は、1933年ヒトラーが首相になった翌月に謎の出火により全焼、修復はされないまま、第2次世界大戦でベルリンに侵攻したソ連軍によって爆破され、廃墟のまま放置されていました。

東西統一後、首都機能をベルリンに戻すことになったため、大規模な修復が行われ、1999年に旧議事堂の外観を維持して再建されました。

屋上には直径40m、高さ23mのガラスのドームがあり、その周りにらせん状のスロープがついていて、ベルリン市内を360度見渡すことができます。

古い時代の重厚な建築様式に、ガラスのドームという斬新な組み合わせ。ドームの中には、逆円すいのロート状の鏡が下に突き刺さってるようなオブジェがあり、階下の議事堂内部を見ることができます。

スポンサーリンク

ガラスドームの予約方法は?

ドイツ連邦議会議事堂のガラスドーム

予約すれば無料で入ることができます。ドイツ連邦議会議事堂のWebサイトで予約することができます。英語ですが、本文を読む必要はありません。必要な部分だけ、チェックして進んでいきます。

ドイツ連邦議会議事堂の予約サイトはこちら(英語サイト)

真ん中あたりにある、 Online registration をクリックします。

ドイツ連邦議会議事堂の予約画面

一番下にある「Visit to the dome」(ドームの自由見学)を選択して、Nextボタンを押します。(ガイドツアーや議事堂傍聴席での講義も選択できます。)

Number of visitors」と予約人数を聞かれるので、数字を入力してNextボタンを押します。

スパム防止のための確認文字を入力してNextボタンを押します。
予約可能日時が表示されるので、選択してNextボタンを押します。

ドイツ連邦議会議事堂の予約画面

メールアドレスや名前、生年月日、住所、電話番号などを入力すると、
Your request regarding a visit to the dome of the Reichstag Building
という受付確認メールが届きます。

ドイツ連邦議会議事堂の予約書

10分後くらいに正式なYour booking confirmationというメールが届くので、添付ファイルを印刷し、パスポートと一緒に持参します。

スポンサーリンク

予約時間15分前に集合

ドイツ連邦議会議事堂へ向かう道

建物の南側にある、プレハブの建物に行きます。入り口でスタッフが予約の印刷した用紙を確認します。予約がいっぱいの時は、指定時間前に入場することはできません

中に入ったら、パスポートと予約時の名前を照らし合わせ、名簿にチェックします。そこから空港にあるようなセキュリティチェックを受けます。テロを警戒してか、かばんの中やポケットまでしっかりチェックされます。

人数がある程度集まったら、スタッフの引率で外へ出て、議事堂の入り口に向かいます。1つ目の扉を開けて全員が入ったら扉を閉めて、2つ目の扉を開けて・・・と、警備員が見守る中、物々しい雰囲気の中を歩いて、エレベーターへ。

最上階まで上がると、目の前にガラスのドームがあります。オーディオガイドの貸し出しはありますが、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語で日本語はありませんでした。

スポンサーリンク

ガラスドームの中は

ドイツ連邦議会議事堂の中

2本の通路が2重のらせん状のスロープになっていて、一方通行で上がり、下りることができます。

スロープをゆっくり上がっていくと、ポツダム広場のソニーセンター、フィルハーモニー、ティーアガルデン、シュプレー川、中央駅、ベルリン大聖堂・・・ベルリンの主要な建物を一望できます。

ドイツ連邦議会議事堂のガラスドームの天井

ドームの天井は穴が開いています。ローマ遺跡のドームなども穴が開いていることが多いのですが、雨が降ったら床がべたべたに塗れてしまうんじゃない???

という心配は無用で、上昇する空気の流れが、穴から外に吐き出されているために、雨が中に入りにくいそうで。

そう言われてみたら、中に入る際も、1つ目の扉、2つ目の扉を開けたり閉めたり・・・これって空気圧とかの調整だったのかしら?なんて思ったりもして。

それと、雨水を採集できる造りになっていて、トイレに利用しているそうです。環境に配慮された、現代的な建物なんですね。

真ん中を覗けば、階下の議場が見えます。ドームのガラスは、太陽の動きによって角度を変え、議場を明るく、採光できるようになっている設計だとか。

「おてんとさん(お天道さん)の下で、悪いことしたら、筒抜けに見えてますよ~」ってことなんでしょう。

朝の8時から夜の10時まで、見学者に開放されているガラスのドーム。翻弄された歴史の中で、開かれた民主主義の国を目指すシンボルとなっている、ガラスのドーム。予約にチャレンジして、貴重な体験をしてみてくださいね。

Reichstag
住所:Platz der Republik 1, 11011 Berlin
http://www.bundestag.de/en/
開館時間:8:00~24:00(最終入場時間:21:45)
入館料:無料 ただし要予約
※定期的な清掃とメンテナンス、会議のために閉鎖される時もあり
グローバルWiFi

↑↑海外でも日本と同じようにインターネットが使える海外用WiFi、24時間サポート付きの「グローバルWiFi」なら、日本の空港17か所で受け取り・返却ができて安心です。

スポンサーリンク

さいごに

予約をするのはなんだか面倒な気もしますが、なかなかないチャンスなので、ベルリンに行かれるならぜひ挑戦してみてくださいね。

★情報は2018年5月現在のものです。

ベルリンに関連する記事はこちらにもあります↓ ぜひご覧になってくださいね。