【ドレスデン観光】フォルクスワーゲンの工場見学で近未来を体験しよう!

ドレスデンには、フォルクスワーゲンのガラス張りの工場があります。

近代的な建物の中で行われている車の組み立て作業は、ロボット機械で動くオートメーション化されたキレイな工場なんです。

フォルクスワーゲンの工場見学の様子と、隣接する公園の、子供が運営する公園鉄道をご紹介します。

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フォルクスワーゲンのガラスの工場へ

ドレスデンの中央駅前から10番トラムで4つ目、「Straßburger Platz」で降りると、目の前にガラス張りのフォルクスワーゲンの工場が見えます。

ここでは2017年春から電気自動車「E-Golf」最新モデルの組み立て製造を行っています。
入場料金は大人1人7ユーロ。

もしよかったら電気自動車のテストドライブもできますよ、とフロントのお姉さん。いやいや、何かあって傷つけたりしちゃったら大変だし、と躊躇してたら、
「ヨーロッパドライバーライセンスがあればどなたでも」あ・・・日本の運転免許しか持っていないので、ダメです。残念です。ホッとしました。

コインロッカーに荷物を入れてくださいと言われ、ロッカーへ。コインロッカーのコインの投入口は、扉の内側にあって、後でコインが戻ってきます。

ぱっと見、扉には鍵しかないので、フリーかしらと思ったら鍵が閉まらなくて、焦りました。
小さな、日本との違いを発見です。

ガラス張りの円柱のタワーには、できたばかりのゴルフの電気自動車が並んでいます。
(受注生産品で、すでに購入者さんが決まっているとのこと。100台以上の車が納車待ち・・・ため息が出ちゃいます。)

工場稼働日を事前に調べて、金曜日の朝イチに出かけました。(土日や平日もコンサートなどのイベントがあると工場は休業になります。

この日もオーケストラのコンサート準備で、車の展示はなく、たくさんのイスとテーブルが並べられてました。)

工場見学のガイドツアー予約は入れてなかったのですが、正午からの英語ツアーはすでに満員(定員15名)とのこと。

仕方なく朝1のドイツ語ツアーに入れてもらいました。集まったのは私を含めた6人。

ツアーガイドはロシア人の、かっこいいお兄さん、びしっとスーツを着て、私には英語で、所々説明してくれました。

フォルクスワーゲン工場内は撮影禁止

白いシャツに白いサロペットやズボンの作業服を着たメカニックの人たちが、ラインで働いています。上下白なのは、車の組み立てなのに、汚れない仕事であることを強調するためだそうで。確かにみんな、全く汚れていませんでした。

組み立てだけとはいえ、床がウッドフロア、廃油や煙が出ない、クリーンなイメージは、近未来的なファクトリー。

ガラス張りの工場は2重窓で、窓と窓の間は人がひとり通れるくらいの空間になっています。この空間によって、中の温度を一定に保っているそうです。

車はラインの流れにのって、動いていきます。
コンピューターで管理された台車が自動運転で、必要な部品を運んできます。

塗装まで終えた車体(上側)は、まずドアを外し、配線の確認をして、組み立てられたダッシュボードをそのままガシャンとはめ込んでしまいます。

そのあとはいろいろな車内の部品を取り付けて、車体下部の電池部分の取り付け、そしてタイヤと窓ガラスは機械によって取り付けられていきます。

できた車のテスト走行するところもあり、合格した車体が円柱のタワーへ納められていきます。

車の組み立て工場自体、初めての見学でしたが、面白かったです。車に興味がなくても、(ガイドがドイツ語で説明が全く分からなくても)一見の価値ありです。

近未来の車のバーチャル運転体験

ツアーの後、バーチャル運転体験ができるというブースに行ってみました。椅子に座ってゴーグルとヘッドフォンをつけると、そこは近未来の車の中。

助手席に女性が乗り込んできて、話しかけてきます。
「いい天気のドライブ日和ね。ショッピングに行きましょうよ」

目的地の設定をしてくれて、「エンジンかけて」
手を伸ばすと自分の手が赤い輪郭で見えるので、エンジンのスタートボタンを押します。

ハンドルを握らなくても、車は自動で走り出します。
「ちょっと暑いわね、ルーフ開けましょう」上を向けば開いた窓からは空が見え、後ろを振り向けば、ちゃんと海岸沿いを走る風景も見えて、本当に車に乗ってるみたい。

町中に入ると信号にも自動で停止。走り出した車が急ブレーキ「危ない!」
人が飛び出して来たら、車は感知して自動でブレーキ。そして、目的地へ到着。

「あと10年もしたら、こんな車が街中を走ってますよ」
そうなのかなぁ?でも、実現しそうな気もします。

電気自動車と、1Lで100Km走る車

初期型ゴルフの電気自動車が展示されていました。1976年製。そんなに前から電気自動車は作られていたのですね。(もっと前から研究はされていましたが、ガソリンエンジンの方が性能向上していく中で、電気自動車は性能差を縮められず、普及しなかったそうです。)

ドイツは2030年までにディーゼル・ガソリン自動車を禁止する決議案を採択しました。

2015年のVW排ガス不正発覚により、ディーゼル車販売が減少したことと、地球温暖化防止のためと言われています。

電気自動車はヨーロッパ、中国でニーズが高まっています。中国はPM2.5の問題もあり、政府が積極的な支援を行っているので、これからどんどん普及していくのでしょう。

その横に、「XL1」超低燃費のプラグイン・ディーゼルハイブリッド車が展示されていました。見た目はまるでスーパーカー!

後輪はボディ内に入っていて、サイドミラーの代わりにカメラが取り付けてあり、世界で最も空気抵抗の少ない車だとか。

2人乗りで軽量構造、リッター約111Kmの燃費、最高時速は時速160Km!

ヨーロッパ内での販売なので、日本でお目にかかることはなさそうですが、こんな車もこれからどんどん登場してくるかもしれないですね。

Die Gläserne Manufaktur
Lennéstraße 1 01069 Dresden
https://www.glaesernemanufaktur.de/en/
営業時間:月曜~土曜9:00~19:00(木曜~21:00)
日曜日10:00~18:00 工場:月曜~金曜6:00~21:00(お休みあり)
入場料:7ユーロ

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子供が運営する公園鉄道

ガラスの工場の東南に広がるグローサー公園内では、小型鉄道が走っています。蒸気機関車や電気機関車が、公園内の5.6キロを5つの駅で結んでいます。
1駅1ユーロ、周遊券は6ユーロです。

この公園鉄道は、子供たちが余暇活動として、参加・運営しています。10歳以上の子供たちが応募して、業務研修を受けて、鉄道法を守り、駅構内や車内の部署で働いているのです。(本格的なキッザニアって感じかな?)

公園内の動物園、池や噴水を走る小さな鉄道。サマーシーズンのみの運行ですが、機会があればこちらもぜひ乗ってみてくださいね。

die Parkeisenbahn
Lennéstraße 5, 01069 Dresden
https://www.parkeisenbahn-dresden.de/?index_ja
運行時間:3月下旬~10月中旬の火曜~日曜 10:00~18:00
料金:1駅1ユーロ 1周6ユーロ

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まとめ

ドレスデンのフォルクスワーゲンの工場見学と、子供が運営する公園鉄道をご紹介しました。

見ているだけでも楽しめる工場見学は、車好きでなくてもとっても楽しめます。お時間があれば、近未来の車を見てくださいね。

★情報は2018年5月現在のものです。

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