フィレンツェ観光①ミケランジェロ広場へバスでの行き方とサンタマリアノヴェッラ教会

イタリアの中央部にあるフィレンツェ。街全体が世界遺産になっています。ミラノから到着後、駅近くのホテルにチェックインしました。

どこの町でも駅を基点にしてバスや地下鉄に乗れば、土地勘がなくても行きやすいですよ。

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メディチ家の繁栄

フィレンツェは町全体が芸術作品のようで、歴史的建造物や美術品が数多く残っています。「フィレンツェ歴史地区」として1982年に世界遺産に登録されました。

ホテルにチェックインした後、サン・ロレンツォ教会前の屋台でサンドイッチを購入し、教会入り口の階段に座って食べました。

サン・ロレンツォ教会はメディチ家ゆかりの教会で、トスカーナ地方の最古の教会です。レンガむき出しのファサードは未完成のままになっています。

教会の横には、17世紀初頭に建てられたメディチ家の一族が眠る礼拝堂があります。メディチ家はルネサンス期に銀行家、政治家として君臨した大富豪で、ミケランジェロやダ・ヴィンチ、ポッティチェリなどの芸術家のパトロンとして支援した一族です。

フィレンツェには、メディチ家が集めた美術品や建造物がたくさん残っています。300年以上続いた栄光は、銀行の破綻、不正の発覚、イタリア戦争と続く波の中へ消えていきました。どこの世界でも「諸行無常」なんですね…。

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ミケランジェロ広場へバスで行く

駅まで戻って、バスでミケランジェロ広場に向かいます。12番バスはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅(SMN駅)からローマ門を通ってミケランジェロ広場、カンポ・マルテ駅を経由してSMN駅に戻ります。13番は12番の逆ルートです。

1回券(90分有効)を購入し、バスの中にある打刻機で時間を刻印します。街中を走っていたバスはやがて、山道を走り始めました。

降りる場所が分からなくて、ドキドキしていましたが、大丈夫。あの、ミケランジェロのダビデ像が立ってる前にバス停はあります。

ローマ門↑:14世紀、フィレンツェは市壁に囲まれていた時の門の1つ。当時は鉄製の門が付いていたそうです。写真は都市側(内側)から撮ったものです。)

歩くと30分くらいの道のりだそうですが、バスだと遠回りするので、結局同じくらいかかります。バスで時間を節約することはできませんが、バスからローマ門や街並みを眺めてみるのもいいと思います。

ダヴィデ像はレプリカですが、いい感じに緑青(りょくしょう:銅が酸化してできる青緑色の錆)が浮いていて、日焼けした精悍な少年のようです。

本物は大理石なので、このレプリカに比べるとちょっと軟弱な感じがします。(個人の勝手な印象ですよ!)

ダヴィデは旧約聖書の中で、紀元前の古代イスラエルの統治者だそうです。ミケランジェロ以外にもダヴィデ像は作られていて、どちらか一方の足に身体の重心をかけて「休め」のポーズしているのが共通しています。

広場からはフィレンツェの中心部を見渡すことができます。よくガイドブックなどで紹介されている写真の風景が広がっています。赤茶色の屋根の中で、ひときわ大きなドゥオモのクーポラ、そしてアルノ川にかかるポンテ・ヴェッキオ橋。

雨が降ってきてしまったので、またバスに乗ってSMN駅まで戻りました。天気が良かったら、きっと素晴らしい風景だっただろうなと思うと・・・本当に残念です。

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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会はSMN駅の南に位置する、13~14世紀に建てられたカトリック教会です。正面のファサードが、左右対称のゴシック様式、しかも縦横が正方形に収まるように計算されています。

15世紀半ばに教会の改装をしたアルベルティは、芸術を数学的に解釈し、完璧な尺度で規則性を持ちながら、すべてを完璧に調和させています。計算されたデザインであるにもかかわらず、女性的な柔らかさを感じる、不思議な教会です。

ダ・ヴィンチが3年暮らし、「モナ・リザ」を制作した場所としても有名です。モナ・リザの顔が黄金比(1:1.618にすることで、見る人に美しいと感じさせる不思議な比率)になっていることも、この教会が影響しているのかもしれませんね。

教会前は広場になっていて、花壇には2本のオベリスクが立っています。周りにはカフェやレストランがあって、ゆっくりとした時間が流れています。

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さいごに

バスに乗ってミケランジェロ広場まで、時間はかかりますが、ちょっとした遠出気分です。天気が良ければ、素晴らしい景色が望めますので、ぜひお出かけくださいね。

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