フィレンツェの町は、コンパクトにまとまっているので、石畳の道を歩いて回ることができます。
観光の途中に見つけた不思議なもの、フィレンツェで有名な交通標識、おすすめのおいしい食べ物をご紹介します。
フィレンツェ観光おすすめの食べ物は?
トスカーナ名物料理、ビステッカ
やっぱりせっかく来たんだから、「ビステッカ」を食べなきゃね、とレストランで注文しました。ビステッカはイタリアのブランド牛キアニーナ(白い若齢牛)のTボーンステーキです。
味付けは塩と胡椒のみ、肉そのものの味を楽しみます。骨が付いているのでナイフでうまく切り分けられなかったのですが、肉自体は固くなく、食べやすかったです。
他の料理を頼まず、ビステッカだけを注文したのですが・・・とにかく量が多くて、食べきることができませんでした。これは2人以上でシェアした方がいいと思います。
中央市場のネルボーネ
SMN駅の東側にある中央市場は、1874年に建てられ、2階に付けられた窓から自然採光、自然換気されるよう設計されています。
ここでは新鮮な肉や野菜が売られています。豚の頭から足先まで、ウサギ、イノシシのステーキやソーセージが並んでいます。チーズ、燻製肉、パン、パスタもあります。
お土産に配れそうな、おしゃれな入れ物のオリーブオイルやワイン、日本では高級な乾燥ポルチーニも安く買えます。
店員さんのオススメで「リモンチェッロ」を購入しました。レモンを使ったリキュールで、アルコール度数が30%以上の果実酒です。香りがよく、口当たりがいいのでストレートで飲めるそうです。
市場の一角に、フィレンツェ名物のランプレドット(牛の胃袋の煮込み)の有名店「NERBONE(ネルボーネ)」があります。ここでランプレドットをパニーニ(パン)で挟んだハンバーガー風サンドイッチがお勧めなんです。
お店の左側のレジで会計し、右側のカウンターにレシートを出します。12時前でも行列ができていました。お店の前に長テーブルとイスが並んでいて、すぐに座って食べられます。
煮込んだモツを細かく切ってパンにはさみ、赤い唐辛子ソースが味にアクセントをつけています。緑のソースはバジル、ニンニク、オリーブオイルで、モツの脂っこさを消してくれます。
とろけるように柔らかく煮込んだモツは、もっちりしたパンと合って、食べやすかったです。1個でお腹いっぱいになりました。
営業時間は朝から14時頃までで日曜日はお休みです。行かれる時は気をつけてくださいね。
フィレンツェのアートな交通標識
町中には交通標識があるのですが、これがアートなのか? 落書きなのか? 道路交通法(イタリアにあるのか分からないけど)違反にならないのか? 最初からこういう標識をここに取り付けたのか? ここでこっそり描いたのか? とにかく謎の標識があちこちに立っています。
フィレンツェ旧市街は車の通行が制限されているので、標識の「進入禁止」とか「一方通行」などの判断さえできればOKということなんでしょうか???
おもしろ標識を探しながら、街中を歩くのも楽しいですよ。
フィレンツェでみた不思議な光景
左:パトカーはアルファロメオ・・・かっこいい! 右:ルノーの1人用電気自動車???
広場の隅では、地面に大きな風呂敷みたいな布を広げて、財布やカバンを並べている黒人たちがいました。そして、お巡りさんが歩いてくるのが見えたとたん、その風呂敷ごと商品をまとめて、どこかに逃げていくのです。
それを目の当たりにしたときは、びっくりしました。けれどもこの不法な路上販売は、移民?の、生活手段なのでしょう。
イタリア政府は不法移民や不法滞在者に厳しく対処しているということですが、目をつぶっている部分もあるような気がします。
お巡りさんがいなくなると、彼らはまた戻ってきて、お店を広げていました。プラスチックコップを持ってお金を乞う人たちやスリに比べたら、彼らはまだマシなのかもしれません。
お肉屋さんの入り口で、イノシシ?のシスターたちが、テーブルを囲んで食事をしていました。店内ではキレイに焼かれた豚の頭が・・・。
ピノキオの作者、カルロ・コッローディはフィレンツェ生まれ。手造りの木製ピノキオ人形があちこちで売られています。
ヨーロッパでは、人魚の男性は恐ろしく醜男とされています。この噴水だって、女性のマーメイドの方が絵になるような気がするんですけど・・・。孤児養育院美術館(ヨーロッパ最古の孤児院)の前にある噴水です。
Galleria dello Spedale Degli Innocenti (孤児養育院美術館)
Piazza della Santissima Annunziata 12, Firenze
ゴミ回収車がきていました。ゴミ箱を持ち上げると、下には人間が入れそうなくらいの大きな箱がついていて、たくさんのゴミを溜めることができるようになっていました。見た目は小さくても、回収回数が少なくて済むのかもしれませんね。
小腹がすいたら、テイクアウト用切り売りピザやパニーノ、ジェラートを食べながら、面白標識を発見し、町歩きを楽しんでくださいね。
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さいごに
日本では見たことがないような、不思議な光景。観光地だけではなく、さりげない日常の不思議も見つけてくださいね。
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