【デリー観光】ラージ・ガートへガンジーさんに会いに行こう

オールドデリーにあるラージ・ガートは、マハトマ・ガンディーの慰霊碑があるところです。ガンディーさんは1948年にデリーで暗殺され、遺灰はガンジス川、ヤムナー川、南アフリカの海に撒かれました。

ガンディーさんは「非暴力・不服従」を掲げ、イギリスからの独立運動を指揮、独立に導いた「インドの父」です。

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インドの父、ガンジーさん

イギリス領インド帝国が成立したのは1877年、その後イギリスから資本輸出が行われました。近代的な工場や建物が作られ、鉄道が整備されていきますが、経済的搾取、インド産業の衰退で、飢饉が頻発するようになりました。

1914年に起こった第1次大戦のときは、イギリスがインドの自治を約束して協力を要請、しかしイギリスは勝利したにもかかわらず、約束を反故にしました。

イギリスに協力しても独立につながらないと、ガンディーさんは不服従運動を行い、何度か投獄されましたが、諦めることはありませんでした。

その後、第2次大戦が勃発、日本軍がイギリス支配下のマレー半島やビルマに駐在していたイギリス軍、オーストラリア軍を蹴散らし侵攻、イギリスは慌ててインドの自治を認めるから協力を、と要請してもガンディーさんは拒否し、投獄されました。

状況はだんだん日本が不利に傾き、イギリスは戦勝国となったのですが、戦争によって軍事力・経済力が低下、インドを植民地のまま支配し続けることができず、1947年インドは独立を遂げたのでした。

そしてその翌年、78歳のガンディーさんは暗殺されました。ラージ・ガートは、聖地と同じ扱いで、たくさんの人が参拝に訪れます。

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ガンジーさんのラージ・ガート

ラージ・ガート敷地内は土足厳禁なのですが、石の上は熱くて(グリーンの敷物があっても)ゆっくり歩くのは無理でした。インド人は裸足の方が多かったのですが、熱くないんでしょうか???

靴は入り口で預け、預け賃を払います。こういうのって相場が分からないので、困っちゃいます。少ないよりはいいのかなと・・・10ルピー渡しました。

黒大理石の慰霊碑には、ガンディーさん最後の言葉が刻まれています。「おお、神よ」

暗殺当時、独立運動の中でヒンドゥー教とイスラム教の対立が、顕著にあらわれてきた頃でした。

結果的に、ヒンドゥー教徒地域がインド、イスラム教徒地域がパキスタンと、分離独立。(インド東部はイスラム教徒地域としてパキスタンに組み入れられた後、バングラデシュとして独立しました。)

ガンディーさんを暗殺した犯人は、ヒンドゥー教至上主義で、イスラム教徒と連携、分離独立を決めたガンディーさんに対して反感を募らせた結果の犯行だったようです。

人を殺せ、と教える宗教はないと思うのですが、解釈の違いなのでしょうか? 自分が信じる宗教以外は認めない、他の宗教を認める人は許せない、という一途な思いは、宗教は「結婚式やお葬式のしきたり」として捉えることが多い日本では、理解しがたいですね。

インドとパキスタンといえば、カシミールの所属をめぐって、南北に分けた軍事境界線で緊張関係が続いています。宗教戦争と言われていますが、それで命を落とすというのは、どの宗教の神様も望んでいないと思うのですが・・・。

宗教で分けた分離独立の結果をガンディーさんはどう見てるのかわかりませんが、植民地時代からの独立を成し遂げたガンディーさんは、穏やかな笑顔で参拝者を見守っているようでした。

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デリー市内を走る


オールド・デリーには、 1648年に完成した「ラール・キラー(赤い城)」があります。タージ・マハルを建てたムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが9年かけて建てたお城です。

アグラ城と同じく、赤砂岩の城壁に囲まれています。西側になる正門が「ラホール門」、ラホール(パキスタン北部、インドとの国境近くの都市)まで続く街道の入り口だったそうです。

時間の関係で、外から拝見。たくさんの人が同じく外から眺めていました。ここは、インド独立記念日に首相演説が行われる場所だそうです。

そこからニュー・デリーに向かって走ると、インド門があります。第1次大戦で戦死したインド兵士の慰霊碑です。高さは42m、パリの凱旋門をもとに作られたそうです。

たまたま?その日は何かあるのか、閉鎖されて中に入れず。残念ながら、遠くから眺めるのみでした。

車の窓から見れば、リキシャーにヤギ乗せていたり、何人も乗っていたり、信号で止まればすかさず物売りがやってきたり。都会、だけど、ごちゃごちゃ感満載のデリーです。

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ターバンを巻いてるインド人は

車の運転手さんは頭にターバンを巻いた、シーク教の方。体毛を切ったり剃ったりすることが禁じられているので、髭をのばし、頭にターバンを巻いています。

シーク教徒はそのターバンのおかげ?で、インドではバイクに乗るときにヘルメットは被らなくてもよいとされているそうです。ターバンごと入るヘルメットって・・・想像すると笑えますね。

シーク教は、タバコやアルコールの禁止、偶像崇拝禁止、どんな人でも愛し合うべきとして同性愛者に寛容なんだとか。なぜだかよくわからないけど、インドのタクシー運転手はシーク教徒が多いんだそうです。

インド人はターバンを巻いてるイメージがありますが、シーク教徒は2%足らずだそうです。けれども、海外に移住しているインド人の3分の1がシーク教徒だそうで、インド人のイメージがターバンと結びついてしまったのかもしれませんね。

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さいごに

デリーには他にも観光地があるのですが、インド旅行の最終日、なんだか疲れてしまって、午前中はホテルでゆっくりしていました。

辛いものが苦手な私は、バナナやゆで卵、日本からもってきたプロテインクッキーなどで空腹をごまかしていたせいか?体力的に辛かったです。

辛いものが苦手な人は、簡単に食べられるものを必ず持参してくださいね。

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