ペトラ遺跡は世界一高い入場料とぼったくりで有名なんですが、広大な遺跡をを管理、維持していくことを考えれば、入場料は納得できる金額だと思います。
ぼったくりと感じるのは、遺跡内では何もかもが「相場」より高くて、正式な金額がわからないから、なんです。
とにかく広い遺跡内、安全に回るための注意点をご紹介します。
ペトラ遺跡の歩き方の注意点
ペトラの遺跡は広くて、乾燥と日差しに注意してくださいね。こまめな水分補給と、歩きやすい靴、帽子を持参しましょう。
水はお土産物屋さんやレストランで購入できます。ちょっと高めですが、持参した水がなくなったら、購入してくださいね。
休憩できるカフェもあるので、ドリンクを注文してゆっくり日陰で休憩するのもおすすめです。
日傘にサンダル、大きなサングラスとひざ丈のスカートのお姉さんを見かけましたが、危なっかしくてヒヤヒヤしちゃいました。
ロバにまたがらず、横乗りしてる女性も見ましたが、ロバの方もバランスがとりにくそうでふらついていました。
すべてが自己責任です。足を滑らせても、落馬しても、ルートを外れて歩いて迷子になっても、だれも責任は取ってくれません。
危ない場所にフェンスもなければ、手すりもありません。そして今までも、死亡事故は起きています。
無茶はしないこと。自分の体力を過信しないこと。エル・ハズネから出入り口ゲートまで40分くらいかかることを念頭に、時間を確認しながら戻りましょう。
ペトラ遺跡の治安は?
ヨルダンの観光地の治安は安定しています。遺跡内を見回るガードマン(お巡りさん?)もいますし、観光客もたくさんいます。
念のため、旅行に行かれる前には、外務省の海外安全ホームページを確認してくださいね。
ペトラ遺跡のトイレは?
岩の下に作られた、近代的なトイレ↑
ところどころに水洗トイレがありますが、トイレットペーパーはありません。神は流さないように気を付けてくださいね。
レストランにもトイレがあります。
ペトラ遺跡でぼったくりをかわすには?
ペトラ遺跡でロバに乗る、ラクダに乗る、馬車に乗る、そんなときは交渉が必要です。
ロバに乗るつもりだったので、事前にいろんなブログを見て金額を確認していきましたが、季節(観光客が多い時期)や状況によって金額が変わるので、あてになりませんでした。
相手も「この金額以下ならお断り」というラインを持っているので、そのあたりを読みながら交渉しましょう。
交渉して先にお金を払ったら、チップは気持ちの問題なので、それ以上のお金の請求は無視しても大丈夫です。(後でチップを請求されることもあるようです。)
ベドウィンたちも、生活していくためのお金を稼ぐ手段であり、みんながみな「お金を巻き上げてやろう」と思っているわけではないと思うのです。
入場料にベドウィンに支払われる手当てが含まれているわけでもなく、ただそこで働くことが許可されているだけなんです。
私は子供を連れている人を選ぶようにしています。他の国でもそうですが、子供を連れていると、子供の前では無理難題を吹っ掛ける人はあまりいないように思います。
ペトラでも、一度ロバに乗って顔見知りになったベドウィンのお兄さん、顔を合わせるたびに「ロバ乗ってく?」と必ず聞かれましたが、乗らなくても道を親切に教えてくれました。
子供にちょっとしたお土産をあげると意外と喜んでくれます。コンビニのペットボトルについてる販促品のおまけとか、100均の小さなお菓子などを持っていきます。
チップのことで嫌な思いをするのは、とても残念なことなので、小さなワイロ(笑)、ぜひ試してみてください。
一般の人のお墓↑ 棺を入れる穴と、正面にニッチのような窪みがあります。
ペトラの遺跡を歩いてる時に思ったのは、蚊がいないこと。ガイドさんに聞くと、「砂漠地帯には水がないから、蚊はいないよ」って笑われました。
虫よけを両手首につけ、蚊取り線香まで持ってきたのに…全くのムダでした。
さいごに
ペトラ遺跡での注意点をお伝えしました。
自分が納得して支払う料金なら、ぼったくられた!って思わないで済みます。遺跡内での一期一会を大切に、ここでしか見られない風景を目に焼き付けてくださいね。
無事に帰ることを最優先事項にして楽しんでくださいね。
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